長かった夏休みも終わり、いよいよ新学期。
「ちゃんと起きられるかな」
「学校に行けるかな」
心配しながら新学期を迎えるご家庭も多いのではないでしょうか。
無事に登校する姿を見ると、親としてはホッとしますよね。
でも、少し気にしておきたいのが新学期が始まってからの最初の1週間です。
新学期は思っている以上に疲れます
夏休みの間は、自分のペースで過ごせる時間が多かった子どもたち。
そこから急に、
- 決まった時間に起きる
- 授業を受ける
- 友達や先生と関わる
- 集団の中で過ごす
- 宿題や部活動をする
という生活に戻ります。
大人でも長い休みのあとに仕事へ戻ると疲れますよね。
子どもも同じです。
学校では元気そうに見えていても、家に帰った途端、緊張の糸が切れて疲れが出ることがあります。
「学校に行けたから大丈夫」とは限らない
新学期に少し見ておきたいのが、帰宅後の様子です。
たとえば、
- 帰宅するとすぐ横になる
- いつもより眠そう
- 些細なことでイライラする
- 口数が少なくなる
- 食欲が変わる
- 頭痛や腹痛を訴える
- 朝になると「行きたくない」と言う
ひとつ当てはまったからといって、すぐに心配する必要はありません。
新しい生活に慣れるまでの疲れとして現れることもあります。
大切なのは、「いつもと少し違うな」という状態が続いていないかを見ることです。
帰宅後は「回復する時間」を
新学期が始まると、
「宿題は?」
「明日の準備した?」
ついつい言いたくなります。
でも、学校で一日頑張ってきた子どもにとって、家は緊張をほどける場所でもあります。
帰宅後にゴロゴロしたり、好きなことをしたり、ぼーっとしたり。
最初の1週間くらいは、そんな**「何もしない時間」**があってもいいのではないでしょうか。
「今日どうだった?」を聞きすぎなくても大丈夫
新学期は学校の様子が気になって、
「クラスどうだった?」
「友達とは話した?」
「何か嫌なことなかった?」
と、いろいろ聞きたくなりますよね。
でも、疲れている日は質問に答えることさえ負担になる場合があります。
そんなときは、
「おかえり」
「今日もお疲れさま」
「疲れたでしょ」
それくらいでも十分。
子どもが話し始めたときに、ゆっくり聞いてあげましょう。
最初から100点を目指さなくていい
生活リズムも、勉強も、部活も。
新学期初日から全部を元通りにしようとしなくても大丈夫です。
まずは、
朝起きる。
学校へ行く。
帰ってきたら休む。
できる範囲で早めに寝る。
それくらいから少しずつ。
新学期の緊張で最初の数日は頑張れていても、週の後半になって疲れが出る子もいます。
「初日は元気だったから大丈夫」と決めつけず、最初の1週間は少し余裕を持って見守ってみてください。
気になる変化が続いたら
頭痛や腹痛を繰り返す、眠れない、食欲の変化が大きい、朝になると強い不安を訴えるなど、気になる状態が続く場合は「新学期だから」と決めつけないことも大切です。
学校の先生や養護教諭、スクールカウンセラーなどに相談する方法もあります。
体調面で心配なことが続く場合には、必要に応じて医療機関への相談も検討してください。
最初の1週間は「慣らし期間」でいい
学校に行けた。
一日過ごして帰ってきた。
ごはんを食べた。
眠れた。
まずは、それだけでも十分です。
新学期はいきなり全力で走るのではなく、少しずつペースを取り戻していく時期。
「今週は慣らし運転くらいでいい」
そんな気持ちで、子どもの様子を見守ってみてください。
そして、頑張りすぎなくていいのは子どもだけではありません。
見守るお母さん、お父さんも一緒です。
家族みんなで少しずつ、新しい生活のペースを作っていきましょう。


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