「昨日は暑かったのに、今日は涼しい」
「朝は涼しかったのに、昼間は暑い」
「気温はそれほど高くないのに、湿度が高くて体がだるい……」
季節の変わり目は、こんな日が増えてきます。
暑かったり涼しかったり、さらに湿度まで大きく変わったりすると、体が気候の変化についていけないと感じることがあります。
なんとなくだるい、頭が重い、食欲がない、眠い、疲れが取れない……。
そんなときは、体が気温や湿度の変化に対応しようと頑張っているのかもしれません。
今回は、気温差や湿度の変化で疲れやすいときに試してほしい7つの対策をご紹介します。
なぜ気温差があると疲れるの?
私たちの体は、外の気温が変わっても体温を一定に保とうとしています。
暑いときには汗をかいて熱を逃がし、寒いときには血管を収縮させて熱が逃げすぎないようにするなど、体はその都度調節しています。
こうした体温調節に関わっているのが自律神経です。
暑い日と涼しい日が交互にやってきたり、朝晩と昼間の気温差が大きかったりすると、そのたびに体は調節を繰り返します。
そのため、
- 体がだるい
- 疲れやすい
- 頭が重い
- 食欲が落ちる
- 寝てもすっきりしない
- めまいやふらつきを感じる
- イライラしたり集中しにくくなったりする
といった不調を感じることがあります。
湿度が高い日も要注意
気をつけたいのは、気温だけではありません。
湿度が高い日は汗が蒸発しにくくなり、体の熱をうまく外へ逃がせなくなることがあります。
「今日はそれほど暑くないから大丈夫」
と思っていても、蒸し暑い日は体に負担がかかっていることがあります。
気温だけを見るのではなく、湿度や自分の体調も一緒に確認しましょう。
① 脱ぎ着できる服装にする
季節の変わり目は、一日の中でも気温が大きく変わります。
薄手のカーディガンや羽織れるものを一枚持っておくと便利です。
特に電車やスーパー、職場などでは冷房が強く、外との温度差が大きくなることもあります。
「暑いから薄着」だけではなく、冷えたら一枚足せる服装を意識してみましょう。
② エアコンや除湿を我慢しない
秋が近づいてくると、
「もうエアコンを使わなくてもいいかな?」
と思うこともありますよね。
でも、湿度が高く蒸し暑い日は、気温がそれほど高くなくても体に熱がこもることがあります。
そんな日は無理に我慢せず、冷房や除湿を上手に利用しましょう。
室温だけでなく「蒸し暑い」「汗が乾きにくい」といった体感も目安にしてください。
③ 水分は「喉が渇く前」に少しずつ
涼しくなってくると、真夏より水分を取る回数が減りがちです。
でも、湿度が高い日は思っている以上に汗をかいていることがあります。
一度にたくさん飲むのではなく、
少量をこまめに飲む
ことを意識しましょう。
たくさん汗をかいたときには、水分だけでなく塩分も適度に補給します。
④ 食欲がなくても「少しずつ」
気候の変化で疲れていると、食欲が落ちることがあります。
そんなときに無理してたくさん食べる必要はありません。
おにぎり、うどん、スープなど食べやすいものに、卵・豆腐・魚・肉などのたんぱく質を少しプラスするのもおすすめです。
「ちゃんとした食事を作らなきゃ」と頑張りすぎず、食べられるものから少しずつ。
⑤ ぬるめのお風呂でリラックス
暑い日はシャワーだけで済ませたくなりますが、疲れている日はぬるめのお湯につかってみるのもひとつです。
38〜40℃程度の熱すぎないお湯で、無理のない範囲でゆっくり。
体を温めながらリラックスすることで、眠る準備にもつながります。
ただし、体調が悪いときや、入浴するとふらつくようなときには無理をしないでくださいね。
⑥ 「いつもより少し早く休む」
気温差が大きい時期は、知らないうちに体が疲れていることがあります。
「まだ大丈夫」と夜更かしするより、
今日は少し疲れているなと思ったら早めに休む。
これも立派な体調管理です。
休日も起床時間を大きくずらしすぎないようにすると、生活リズムを整えやすくなります。
⑦ 軽く体を動かす
体がだるいと、ずっと座っていたくなりますよね。
でも、体調が悪くなければ、軽い運動を取り入れてみるのもおすすめです。
ストレッチをする、肩を回す、家の中を少し歩く、涼しい時間に散歩する。
頑張る運動ではなく、「ちょっと動く」くらいで十分です。
暑さやだるさが強い日は無理をせず、休むことを優先しましょう。
「季節のせいかな」で済ませないことも大切
季節の変わり目には体調を崩しやすくなりますが、すべての不調が気温差や自律神経によるものとは限りません。
強いめまいや息苦しさ、胸の痛み、意識がぼんやりする、繰り返す嘔吐、強い頭痛などがある場合や、休んでも症状が改善しない・長く続く場合には、医療機関への相談を考えましょう。
まとめ|体がついていかない日は「頑張りすぎない」
暑かったり、涼しかったり。
蒸し暑かったと思えば、急に肌寒くなったり。
季節の変わり目は、私たちが思っている以上に体が環境の変化に対応しています。
そんなときは、
「なんでこんなに疲れているんだろう」
と自分を責めるのではなく、
「今日は体も頑張っているんだな」
くらいに考えてみてください。
服装を調節する。
水分をとる。
食べられるものを食べる。
少し早く寝る。
全部やらなくても大丈夫。
今できることをひとつだけ。
季節の変わり目こそ、体の声を聞きながら無理せず過ごしていきましょう。
陽だまり保健室では、毎日のちょっとした体調や心の変化について、「こんなことで相談していいのかな?」ということも気軽にお話しいただけます。


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