秋になって、少しずつ日が短くなってきました。
夕方になると急に寂しくなったり、夜になると考えごとが増えたり。
「特に嫌なことがあったわけじゃないのに、なんだか気分が沈む」
そんなことはありませんか?
秋は、気温や日の長さなど、私たちを取り巻く環境が大きく変わる季節です。
その変化に体や心がついていこうとするなかで、なんとなくだるかったり、気持ちが落ち込みやすくなったりする人もいます。
今回は、秋の夜に気持ちが沈みやすくなる理由と、そんなときの過ごし方についてお話しします。
秋の夜、こんなことありませんか?
秋になってから、
・夕方になるとなんとなく寂しい
・夜になると考えごとが増える
・理由はないのに気持ちが沈む
・何をするのも少し面倒に感じる
・眠い、だるい、やる気が出ない
・夏より疲れやすい気がする
そんな変化を感じることがあります。
もちろん、秋だから必ず気持ちが落ち込むわけではありません。
でも、季節の変わり目には、いくつかの要因が重なって心や体の調子が揺らぎやすくなることがあります。
どうして秋は気持ちが揺れやすいの?
1.日が短くなる
秋になると、夏に比べて日が暮れる時間が早くなります。
明るい時間が短くなると、生活リズムや睡眠のリズムにも影響が出ることがあります。
夕方の暗くなる時間が早くなることで、「一日が終わってしまう感じ」が強くなり、寂しさを感じる人もいます。
2.気温差で体が疲れやすい
秋は、昼間は暖かくても朝晩は冷えるなど、気温差が大きくなりやすい季節です。
体はその変化に合わせようとするため、気づかないうちに疲れがたまることもあります。
体が疲れているときは、心も少し元気が出にくくなるものです。
「気持ちの問題かな」と思っていても、実は体の疲れが関係していることもあります。
3.夏の疲れが残っていることも
暑い夏を乗り切ったあと、少し涼しくなってホッとした頃に疲れが出ることがあります。
暑さで眠りが浅かったり、食欲が落ちていたり、冷たいものを取りすぎていたり。
夏の間にたまった疲れが、秋になってから表に出てくることもあります。
4.夜が長くなり、考える時間が増える
秋は夜が長くなります。
静かな夜に一人で過ごしていると、昼間は気にならなかったことを考え始めることもあります。
「あのとき、ああすればよかったかな」
「これからどうしよう」
そんな考えが次々に浮かんで、気持ちが沈んでしまうことも。
夜は疲れもたまっている時間。
昼間なら気にならないことが、大きな問題のように感じることもあります。
気分が沈んだ夜にできること
気持ちが落ち込んでいるときに、無理に元気になろうとしなくても大丈夫です。
まずは、心と体を少し休ませてみましょう。
部屋を暗くしすぎない
夕方から急に暗い部屋で過ごしていると、気分まで沈んでしまうことがあります。
夕食の時間までは部屋を適度に明るくし、寝る前になったら少しずつ照明を落としていくのがおすすめです。
温かいものを飲む
温かいお茶や白湯などをゆっくり飲むだけでも、ホッとすることがあります。
「何かしなきゃ」と考えるより、まず体を温めてみるのもひとつです。
スマホから少し離れる
気分が沈んでいるときほど、SNSを見続けてしまうことがあります。
他の人の楽しそうな投稿を見て、さらに落ち込んでしまうことも。
そんな日は、寝る前だけでもスマホから少し離れてみてください。
お風呂にゆっくり入る
シャワーだけで済ませず、時間がある日は湯船につかってみるのもおすすめです。
温かいお湯に入ることで、体の緊張が少しゆるみやすくなります。
「今日できたこと」をひとつだけ思い出す
「今日は何もできなかった」
そんなふうに思う日もあります。
でも、
起きた。
仕事に行った。
ご飯を食べた。
洗濯をした。
誰かに返信した。
それだけでも十分です。
一日の終わりに「今日できたこと」をひとつだけ思い出してみてください。
無理に元気にならなくていい
落ち込んでいると、
「もっと前向きにならないと」
「こんなことで落ち込んじゃダメ」
と思ってしまうことがあります。
でも、そんな夜があってもいいと思います。
気持ちが沈んでいるときに、無理に答えを出そうとしなくても大丈夫。
「今日はちょっと疲れているのかも」
そう思って、少し早めに休むことも立派なセルフケアです。
心の不調が続くときは、一人で抱えないで
季節の変わり目の一時的な落ち込みであれば、休息や生活リズムを整えることで少しずつ楽になることもあります。
ただ、
・気分の落ち込みが長く続く
・眠れない日が続く
・食欲が大きく変わった
・学校や仕事に行くのがつらい
・これまで楽しめていたことが楽しめない
など、日常生活に影響が出ているときは、一人で抱え込まず、相談してみてください。
「これくらいで相談していいのかな」
と思うくらいのときに、話してみるのも大切です。
おわりに
秋の夜は、少し静かで、少し寂しく感じることがあります。
そんなときは、無理に元気になろうとしなくても大丈夫。
「なんだか今日はしんどいな」
そんな自分の気持ちに気づいたら、頑張るよりも、少し休むことを選んでみてください。
心も体も、季節に合わせてゆっくり整えていきましょう。


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