布団に入ると明日のことを考え始める…「寝る前の脳内会議」を終わらせる5つのコツ

「さあ、寝よう」

布団に入って目を閉じた途端、

「あ、明日あれやらなきゃ」

「そういえば、あの連絡してなかった」

「明日の予定、何時からだっけ?」

「今日のあの言い方、大丈夫だったかな…」

昼間は忘れていたことまで、次々と思い出してしまう。

そんなこと、ありませんか?

体は疲れているのに、頭の中では突然「脳内会議」がスタート。

そして、

「もうこんな時間!」

「早く寝なきゃ!」

と思えば思うほど、ますます目が冴えてしまう…。

今回は、そんな「寝る前になると考え事が止まらない」という時に試してほしい、簡単な方法をご紹介します。

どうして布団に入ると考え事が増えるの?

日中は、仕事や家事、人との会話、スマートフォンなど、私たちはたくさんの情報に囲まれています。

目の前のことをこなすのに忙しく、気になっていることがあっても、

「あとで考えよう」

と後回しになることもありますよね。

ところが夜になり、部屋が静かになって、やることもなくなると、それまで後回しになっていたことに意識が向きやすくなります。

さらに、

「明日忘れないようにしなきゃ」

「ちゃんと覚えておかなきゃ」

と頭の中だけで覚えておこうとすると、気持ちもなかなか休まりません。

そんな時は、無理に「考えないようにしよう」とするより、

頭の中にあるものを、いったん外に出してしまう。

これがポイントです。

寝る前の「脳内会議」を終わらせる5つのコツ

1.気になることを、とりあえず全部書く

寝る前に明日のことが気になり始めたら、頭の中だけで整理しようとせず、紙やメモに書いてみましょう。

たとえば、

・○○さんに連絡する
・牛乳を買う
・学校に提出するものを確認する
・明日の資料を持っていく

など。

「こんなことまで書く?」というくらい、小さなことでもOKです。

書いておけば、ずっと頭の中で、

「忘れないようにしなきゃ」

と覚えておく必要がなくなります。

枕元に小さなメモ帳とペンを置いておくのもおすすめです。

2.明日やることは「3つ」だけ決める

書き出してみたら、今度はその中から、

「明日はこれができればOK」

というものを3つだけ選んでみましょう。

TODOリストが10個、20個と並んでいると、それを見ただけで疲れてしまうことがあります。

全部を明日やらなくても大丈夫。

まずは優先順位の高いものを3つ。

それ以外は「できたらやる」くらいにしておくと、翌朝も少し動き出しやすくなります。

3.夜に答えを出そうとしない

寝る前に始まりやすいのが、

「あの時どうすればよかったんだろう」

「明日うまくいかなかったらどうしよう」

「これからどうしたらいいんだろう」

という、すぐには答えが出ない「脳内会議」。

人間関係や仕事、子どものこと、将来のこと…。

大切な問題ほど、考え始めるとなかなか止まりません。

でも、夜中に布団の中で考え続けたからといって、必ず答えが見つかるわけではありません。

そんな時は、

「これは明日の私が考える」

と、いったん保留にしてみましょう。

考えることをやめるのではなく、考える時間を明日に移動するイメージです。

4.「心配事専用メモ」を作ってみる

普通のTODOリストとは別に、

「心配事専用メモ」

を作るのもひとつの方法です。

「明日の仕事、ちょっと不安」

「子どものことが気になる」

「あの人に言ったこと、大丈夫だったかな」

ここでは、解決方法まで考えなくてもOK。

ただ、

「私は今、これが気になっているんだな」

と書いておくだけです。

心配事は、すぐに解決しなくてもいいものもたくさんあります。

頭の中で何度も繰り返す代わりに、いったんメモの上に置いておきましょう。

5.自分の「閉店時間」を決める

お店に閉店時間があるように、自分にも「今日はここまで」という時間を作ってみましょう。

たとえば、

・21時以降は仕事のメールを見ない
・寝る前に明日の細かい予定を組まない
・夜は大きな決断をしない
・気になることはメモして翌日に回す

など、自分なりのルールで構いません。

そして最後に、

「今日はここまで」

と自分に言って、一日を終わらせます。

毎日同じような流れを作ることで、「ここからは休む時間」と切り替えるきっかけにもなります。

布団の中でまた考え始めてしまったら?

いろいろ工夫していても、

「あ!あれも忘れてた!」

と突然思い出すことはあります。

そんな時に、

「また考えちゃった」

「早く寝なきゃ」

と焦る必要はありません。

思い出したことをメモして、

「はい、これは明日」

といったん終了。

眠ることを頑張りすぎないことも大切です。

「考えちゃダメ」と無理に頭から追い出そうとするより、

「今これが気になっているんだな」

と気づいて、そっと明日に預けてみましょう。

夜は「明日の問題を解決する時間」にしなくていい

一日の終わり。

体は休もうとしているのに、頭だけが明日の準備を続けていたら、なかなか休んだ気持ちにはなれません。

明日の自分が困らない程度に準備したら、あとは明日の自分に任せてしまいましょう。

今夜から、

書き出す
↓
明日の3つを決める
↓
「今日はここまで」で閉店

寝る前になると「脳内会議」が始まってしまう人は、ぜひ試してみてくださいね。

そして、考え事や心配事が長く続いて眠れない日が増えている、日中の生活にも影響が出ているという時は、一人で抱え込まず、身近な人や専門家に相談することも大切です。

陽だまり保健室では、

「こんなこと相談していいのかな?」

という小さなモヤモヤもお話しいただけます。

誰かに話すことで、頭の中が少し整理されることもあります。

気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

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