塩麹は夏バテ対策におすすめ?お肉が柔らかくなる理由と麹の効果

暑い日が続くと、

「なんとなくだるい」
「食欲がわかない」
「さっぱりしたものばかり食べてしまう」

そんなことはありませんか?

夏は暑さで食欲が落ちたり、そうめんや冷たい麺類など簡単な食事に偏ったりしがちです。

そんな夏の食卓にもおすすめしたいのが、塩麹

我が家でも塩麹はよく使います。

特にお気に入りなのがお肉料理。

鶏肉や豚肉を塩麹に漬けてから焼くと、焼いたあともお肉が柔らかく、しっとり仕上がるんです。

「塩麹って体によさそうだけど、実際にはどんな効果があるの?」

今回は、塩麹でお肉が柔らかくなる理由や麹に含まれる栄養、夏の食事に取り入れるメリットについて紹介します。

そもそも「麹」って何?

麹は、米や麦、大豆などに「麹菌」を繁殖させて作られます。

味噌やしょうゆ、日本酒、甘酒など、日本の食文化に昔から欠かせない存在です。

塩麹は、米麹に塩と水を加えて発酵させた発酵調味料。

料理に加えることで塩味をつけるだけではなく、食材のおいしさを引き出してくれます。

塩麹でお肉が柔らかくなるのはなぜ?

塩麹にお肉を漬けてから焼くと、驚くほど柔らかくなることがあります。

その秘密のひとつが、麹が持っている**「酵素」**です。

麹には、

  • プロテアーゼ:たんぱく質を分解する
  • アミラーゼ:でんぷんを分解する

などの酵素があります。

お肉を塩麹に漬けると、プロテアーゼがお肉のたんぱく質に働きかけます。

そのため、お肉が柔らかくなり、さらにアミノ酸が増えることで、うま味も感じやすくなります。

だから塩麹は、

「柔らかくする」+「おいしさを引き出す」

という、お肉料理にはうれしい調味料なのです。

麹にはどんな栄養がある?

麹の魅力は酵素だけではありません。

米麹には、ビタミンB1・B2・B6・葉酸・パントテン酸・ビオチンなど、さまざまなビタミンB群が含まれています。

エネルギー代謝をサポート

ビタミンB群は、糖質・脂質・たんぱく質などからエネルギーを作るときに関わる栄養素です。

暑さで食欲が落ちやすく、疲れを感じやすい夏だからこそ、毎日の食事からしっかり栄養を摂ることが大切です。

美肌と疲労回復にも

ビタミンB群は体内のさまざまな代謝に関わっています。

ビタミンB群が代謝を支え、肌の調子や体の疲れをケアします。

もちろん、塩麹だけを食べれば肌がきれいになったり、疲労がなくなったりするわけではありません。

肉や魚、野菜、ごはんなどいろいろな食品を組み合わせ、バランスよく食べることが基本です。

その中のひとつとして、麹を日々の食事に取り入れてみるのもいいですね。

塩麹は夏バテ対策にもおすすめ?

「塩麹を食べれば夏バテしない」というわけではありません。

でも、夏の食生活を考えると、塩麹は取り入れやすい調味料だと思います。

夏は食欲が落ちると、

そうめんだけ。
おにぎりだけ。
パンだけ。

というように、炭水化物中心の食事になりがちです。

そんなときに不足しないよう意識したいのが、肉・魚・卵・大豆製品などから摂るたんぱく質やビタミン類。

塩麹を使えば、お肉を柔らかく、うま味のある料理に仕上げられるので、暑い日でも主菜をおいしく食べるための工夫になります。

夏におすすめなのは「塩麹+豚肉」

夏の食卓で特におすすめしたい組み合わせが、

豚肉 × 塩麹

です。

豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに必要な栄養素。

ごはんや麺などの糖質を食べる機会が多い人にとっても大切な栄養素です。

塩麹に豚肉を漬けておけば、お肉が柔らかくなってうま味もアップ。

食欲が落ちやすい夏にも取り入れやすい組み合わせです。

トマト、きゅうり、オクラ、大葉など夏野菜を添えれば、さらに栄養のバランスもよくなります。

忙しい日にも簡単!塩麹料理

塩麹のいいところは、難しい料理をしなくても使えること。

豚肉の塩麹焼き

豚肉に塩麹をなじませて冷蔵庫で漬けておき、あとは焼くだけ。

夏野菜を添えれば、簡単な一皿になります。

鶏むね肉の塩麹焼き

パサつきやすい鶏むね肉にも塩麹はおすすめ。

柔らかく仕上がるので、食べやすくなります。

魚の塩麹焼き

鮭や白身魚などに塩麹をなじませて焼くのもおすすめです。

いつもの塩焼きとは少し違った、まろやかな味わいになります。

夏野菜の塩麹和え

きゅうりやトマトなどを塩麹でさっと和えるだけ。

「今日はあまり料理をしたくない」という暑い日にも作りやすい一品です。

塩麹を使うときは「塩分」にも注意

体によさそうだからといって、たくさん使えばいいわけではありません。

塩麹には、その名前の通り塩が含まれています。

塩麹で味付けしたときは、しょうゆや塩など、ほかの調味料を少し控えめにしましょう。

また、塩麹をつけたお肉や魚は焦げやすいため、火加減にも注意。

お肉を漬け込むときは常温に放置せず、冷蔵庫で保存し、中までしっかり加熱しましょう。

夏の食事に「麹」を上手に取り入れよう

暑い日は、

「料理するのも面倒……」

という日がありますよね。

毎日何品も作らなくても大丈夫。

お肉を塩麹に漬けて焼いて、野菜を添える。

それだけでも立派な一食です。

塩麹には、お肉を柔らかくしたり、うま味を引き出したりする麹の酵素の力があります。

さらに麹には、体の代謝に関わるビタミンB群などの栄養素も含まれています。

「塩麹だけで夏バテ解消!」ではなく、夏もしっかり食べるためのお助け調味料として。

いつもの料理に上手に取り入れて、暑い夏をおいしく元気に乗り切りたいですね。

コメント