涼しくなったのに蚊に刺される?秋も油断できない蚊の話

9月に入り、朝晩は少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。

「夏のピークも過ぎたし、そろそろ蚊も減るかな?」

と思っていませんか?

実は、少し涼しくなってきたこれからの季節も、蚊には注意が必要です。

蚊は暑すぎるのが得意とは限らない

身近な蚊のひとつが、黒と白のしま模様が特徴の「ヒトスジシマカ」。いわゆるヤブ蚊の一種で、公園や庭、草むらなどにも生息しています。

蚊というと「暑い夏に活発になる」というイメージがありますが、ヒトスジシマカは25〜30℃前後で活動しやすいとされています。

そのため、35℃を超えるような猛烈な暑さが続く真夏よりも、暑さが少し落ち着いてきた時期に「最近、蚊に刺されるな」と感じることも。

9月になったからといって、すぐに蚊がいなくなるわけではありません。

「涼しくなったから虫よけはもういいかな」と油断しやすい時期だからこそ、もうしばらく対策を続けたいですね。

蚊はどうやって人を見つけるの?

蚊は適当に飛び回って人を見つけているわけではありません。

私たちが吐く息に含まれる二酸化炭素や、体温、皮膚から出るにおいなど、いくつもの手がかりを使って人を探しています。

そのため、運動や外遊びなどで汗をかいている時には、蚊に見つかりやすくなる可能性があります。

「汗臭いから蚊が来る」というよりも、汗や体温など、さまざまな情報が関係していると考えると分かりやすいでしょう。

黒い服は蚊が寄ってきやすい?

実は蚊は「におい」だけでなく、目でも人を探しています。

研究では、蚊が黒などの暗い色に反応しやすいことが分かっています。

公園やキャンプ、スポーツ観戦など、蚊が多そうな場所へ行く時には、白や淡い色の服を選ぶのもひとつの工夫。

長袖や長ズボンなどで肌の露出を少なくすることも、基本的な蚊対策になります。

家の周りの小さな水たまりにも注意

蚊対策というと虫よけスプレーを思い浮かべますが、もうひとつ大切なのが**「蚊を増やさないこと」**です。

蚊は、ほんの少し水がたまっている場所でも発生します。

たとえば、

・植木鉢の受け皿
・庭やベランダのバケツ
・空き容器
・雨水がたまった場所

など。

「こんな少しの水でも?」という場所が蚊の発生源になることがあります。

家の周りをチェックして、不要な水はこまめに捨てましょう。

秋のお出かけにも蚊対策を

これからは公園へのお出かけやスポーツ、遠足、キャンプなど、外で過ごすのが気持ちいい季節になります。

でも、「涼しくなった=蚊はいない」ではありません。

外で長く過ごす日は、

・白や淡い色の服を選ぶ
・肌の露出を少なくする
・必要に応じて虫よけ剤を使う
・家の周りの水たまりを減らす

など、ちょっとした対策を。

暑さが落ち着いて過ごしやすくなる秋。

気持ちよく外で過ごすためにも、もうしばらく蚊対策を続けておきたいですね。

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