「楽しかったはずなのに、家に帰ったらぐったり…」
「たくさん話した日は、ひとりになった途端に疲れが出る」
そんなことはありませんか?
人に会ったあとに疲れると、
「人付き合いが苦手なのかな」
「体力がないのかな」
と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、人と一緒に過ごす時間には、私たちが思っている以上にたくさんのエネルギーを使っています。
今日は、人に会ったあとにどっと疲れる理由について考えてみたいと思います。
人と話しているとき、頭の中は意外と忙しい
人と会話をしているとき、私たちはただ言葉を聞いているだけではありません。
相手の表情を見たり、
声のトーンを感じ取ったり、
「今の言い方で大丈夫だったかな」
「次は何を話そう」
と考えたり。
その場の雰囲気を感じながら、たくさんの情報を受け取っています。
普通に会話をしているだけに見えても、頭の中ではいろいろなことを同時に処理しているのです。
だから、人と長い時間一緒に過ごしたあとに疲れを感じるのは、不思議なことではありません。
気を遣うほど疲れやすくなることも
さらに、
「相手を嫌な気持ちにさせないように」
「ちゃんと話さなきゃ」
「沈黙にならないように」
と、無意識に気を遣っていることもあります。
特に、初対面の人と会ったときや、仕事上の付き合い、大人数で集まったときなどは、普段よりも緊張していることがあります。
自分では「そんなに緊張していない」と思っていても、
肩に力が入っていたり、
呼吸が浅くなっていたり、
いつもより周囲を気にしていたり。
そんな小さな緊張が積み重なって、帰宅したときに一気に疲れが出ることもあります。
「楽しかったのに疲れた」もあります
疲れたからといって、その時間が楽しくなかったわけではありません。
友だちとたくさん笑った日。
家族でお出かけした日。
好きな人と長く話した日。
楽しい時間でも、長い時間人と関わっていれば疲れることがあります。
楽しい気持ちと疲れている状態は、同時にあってもいいのです。
「楽しかったのに、どうしてこんなに疲れているんだろう」
と不思議に思わなくても大丈夫。
体も心も、それだけたくさん動いていたということかもしれません。
人と会ったあとは「ひとり時間」でクールダウン
人と会ったあとに疲れを感じたら、少し静かな時間をつくってみましょう。
たとえば、
・温かい飲み物を飲む
・お風呂にゆっくり入る
・照明を少し暗くする
・スマホを見る時間を減らす
・好きな音楽を静かに聴く
・少し早めに寝る
など。
何か特別なことをしなくても構いません。
誰とも話さず、ぼーっとする時間が必要な人もいます。
「せっかくの休みだから、何かしなくちゃ」
ではなく、
何もしない時間も、自分を回復させるための時間。
そう考えてみてもいいかもしれません。
人付き合いが苦手とは限りません
人に会ったあと疲れるからといって、
「私はコミュニケーションが苦手」
「人付き合いに向いていない」
と決めつける必要はありません。
人によって、心地よく過ごせる人との距離や、一緒にいられる時間は違います。
誰かと過ごす時間が好きでも、そのあとにひとりになる時間が必要な人もいます。
自分に合ったペースを知ることも、自分を大切にするひとつの方法です。
疲れている日は、予定を詰め込みすぎない
「今日は人とたくさん話したな」
「なんだか今日はぐったりしているな」
そんな日は、帰宅後の予定を少し減らしてもいいと思います。
家事を少し手抜きしたり、
早めにお風呂に入ったり、
いつもより早めに布団に入ったり。
疲れを感じたときは、
「まだできるかどうか」ではなく、「今日は休んだ方がいいかな」
という視点で考えてみてください。
おわりに
人に会ったあと、どっと疲れる。
それは、人と過ごしている間に、たくさん話し、考え、感じていたからかもしれません。
楽しい時間だったとしても、疲れることはあります。
だから、帰宅したあとにひとりで静かに過ごしたくなったら、その時間も大切に。
「今日は人とたくさん関わったから、ちょっと休もう」
そんなふうに、自分の疲れに気づいてあげてくださいね。
人と過ごす時間も大切。
そして、
ひとりで心を休ませる時間も、同じくらい大切です。
陽だまり保健室では、子ども・保護者・先生など、日々いろいろなことを抱えて頑張っている方のお話をお聞きしています。
「ちょっと誰かに話したい」
そんなときは、ひとりで抱え込まずに、気軽に陽だまり保健室をのぞいてみてくださいね。


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