暑い日が続く夏休み。
「外は暑いから、今日もずっと家の中」
「気づけば一日中、冷房の効いた部屋でゲームやスマホ…」
そんなお子さんの姿を見て、
「こんなにずっと冷房の部屋にいて大丈夫?」
と気になっている保護者の方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、暑い日に無理に冷房を我慢する必要はありません。
むしろ、子どもは熱中症になりやすいため、暑い日はエアコンを適切に使って涼しい環境で過ごすことが大切です。
ただし、
「一日中、冷えた部屋からほとんど動かない生活」
が続く場合には、少し見直したいポイントがあります。
冷房は子どもの熱中症予防に必要
「冷房に慣れると体が弱くなるのでは?」
と心配になることもありますが、猛暑の日に無理に冷房を控える必要はありません。
室内でも熱中症は起こります。
特に子どもは暑さの影響を受けやすいため、気温や湿度が高い日は、エアコンを上手に使うことが大切です。
大切なのは、
「冷房を使うか、使わないか」ではなく「どう使うか」
です。
気をつけたい① 部屋を冷やしすぎていない?
暑いからといって、室温をどんどん下げればよいわけではありません。
冷房を使うときは、エアコンの「設定温度」だけを見るのではなく、実際に子どもが過ごしている場所の室温を確認しましょう。
同じ部屋でも、エアコンの位置や日当たりなどによって温度が違うことがあります。
「手足が冷たい」
「寒いと言っている」
「長袖や毛布が欲しくなる」
という状態なら、冷やしすぎていないか確認してみましょう。
また、冷たい風が長時間直接体に当たらないよう、風向きにも注意します。
気をつけたい② 水分補給を忘れていない?
涼しい部屋にいると、外にいるときほど「暑い」「喉が渇いた」と感じにくいことがあります。
でも、体からは呼吸や汗などによって水分が失われています。
ゲームや動画に夢中になって、
「何時間も飲み物を飲んでいなかった」
ということも。
室内で過ごしていても、こまめな水分補給を意識しましょう。
気をつけたい③ 一日ほとんど動いていない
冷房そのものより気をつけたいのが、活動量の低下です。
朝起きてから、
ゲーム
↓
動画
↓
スマホ
↓
またゲーム
気づけばほとんど体を動かしていない……。
夏休みは学校がないため、通学や体育、休み時間などで自然に体を動かす機会も減ります。
暑い時間帯に無理に外へ出る必要はありません。
朝や夕方など比較的涼しい時間帯を利用したり、室内でストレッチや軽い運動をしたりして、少しでも体を動かす時間をつくってみましょう。
気をつけたい④ 朝から夜まで同じ部屋で過ごしていない?
一日中同じ場所で過ごしていると、生活にもメリハリがつきにくくなります。
特に夏休みは、
夜更かし
↓
朝起きられない
↓
昼間も家でゴロゴロ
↓
夜になっても眠くない
という悪循環になりがちです。
朝起きたらカーテンを開けて朝の光を浴びる。
朝ごはんを食べる。
日中は少し体を動かす。
こうした普段の生活リズムも大切です。
「冷房から出なさい!」ではなく生活全体をチェック
子どもが一日中冷房の部屋にいると、
「少しくらい外に出なさい!」
と言いたくなるかもしれません。
でも、猛暑の日に無理に外へ出す必要はありません。
チェックしたいのは、
- 部屋を冷やしすぎていないか
- 冷風が直接当たり続けていないか
- 水分をとっているか
- 一日少しでも体を動かしているか
- 朝起きて夜眠る生活リズムが保てているか
ということ。
冷房は悪者ではありません。
暑い夏を安全に過ごすために必要なものだからこそ、上手に使いながら、子どもの生活全体を整えていきたいですね。
夏休みも後半。
新学期に向けて、少しずついつもの生活リズムに戻していきましょう。
陽だまり保健室では、子どもの健康や生活習慣について発信しています。
「これって大丈夫?」
「みんなはどうしているの?」
そんな子育てのちょっとした疑問も、一人で抱え込まず気軽にお話ししてくださいね。


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