学校に行きたくない…そんな朝、どうしたらいい?

「明日、学校かぁ…」

夏休みが終わりに近づいて、そんな気持ちになっていませんか?

朝起きたら、

「学校に行きたくない」
「今日は休みたい」
「なんとなくお腹が痛い」
「布団から出たくない」

理由はよく分からないけれど、学校のことを考えると気持ちが重くなる。

そんな朝があるかもしれません。

今回は、「学校に行きたくない」と感じているあなたへ。

そして後半では、そんな子どもの様子を見て「どうしたらいいんだろう」と悩んでいるおうちの方へもお話ししたいと思います。

「学校に行きたくない」と思うことはある

学校に行きたくないと思った時、

「こんなこと思うのは自分だけかな」
「みんな普通に学校に行っているのに…」
「自分が弱いのかな」

と思ってしまうことがあるかもしれません。

でも、学校に行きたくないと思う理由は人それぞれです。

友達とうまくいっていない。
苦手な授業がある。
先生との関係がつらい。
部活に行きたくない。
勉強についていけるか不安。
クラスに居づらい。
学校生活そのものに疲れている。

そして、

「理由は分からないけど、行きたくない」

ということもあります。

無理にすぐ理由を見つけなくても大丈夫です。

朝、体がつらくなることもある

学校に行く時間が近づくと、

「お腹が痛い」
「頭が痛い」
「気持ち悪い」
「体がだるい」

そんな症状が出ることがあります。

家にいると少し楽になるから、

「仮病だと思われるかな」

と心配になる人もいるかもしれません。

でも、不安や緊張が強くなると、体にも症状が現れることがあります。

だから、つらい時には、

「お腹が痛い」
「頭が痛い」
「学校のことを考えると苦しくなる」

と、そのまま伝えてみてください。

うまく説明できなくても大丈夫です。

「行きたくない」って言ってもいい

お父さんやお母さんを心配させたくない。

怒られそう。

理由を聞かれても説明できない。

そう思って、なかなか「学校に行きたくない」と言えない人もいると思います。

そんな時は、

「今日はちょっとつらい」

だけでもいい。

直接言いにくければ、LINEやメモで伝える方法もあります。

学校でつらいことがあるなら、家族だけではなく、担任の先生、保健室の先生、スクールカウンセラーなど、話しやすい大人に伝える方法もあります。

全部を一度に話す必要はありません。

学校に行く・休むだけじゃない

「学校に行かなきゃ」

でも、

「今日はどうしても行けない」

そんな時、行くか休むかの二つしかないように思ってしまうかもしれません。

でも学校によっては、

少し遅れて行く。
保健室で過ごす。
別の部屋で過ごす。
今日は休んで、明日のことは明日考える。

そんな方法が見つかることもあります。

いつもと同じようにできない日があってもいい。

どうしたら少し楽に過ごせるかを、大人と一緒に考えてみてください。

おうちの方へ 「学校に行きたくない」と言われた朝

ここからは、おうちの方へ。

朝、突然子どもから

「学校に行きたくない」

と言われたら、戸惑うと思います。

「何があったの?」
「どうして?」
「昨日まで普通だったじゃない」
「とにかく今日は行ってみたら?」

心配だからこそ、理由を知りたくなります。

でも、子ども自身も「なぜ行きたくないのか」をうまく説明できないことがあります。

そんな時は、まず

「行きたくないんだね」

と、その言葉を受け止めてみてください。

親は何て言えばいい?

理由を聞き出そうとするより、

「何か心配なことある?」

「今は話したくなかったら、あとでもいいよ」

「今日はどうしたい?」

など、子どもが話せる余白を残す声かけを。

その場では何も話さなくても、お昼や夜になってから話してくれることもあります。

「行きたくない」と言えたこと自体が、子どもからのサインかもしれません。

「休ませたら、このまま行けなくなる?」と思ったら

親として気になるのが、

「一度休ませたら、休むことが続いてしまうのでは?」

ということだと思います。

でも、「休むか、行かせるか」だけで考えるのではなく、

なぜ今、この子は学校へ行くことをつらいと感じているのか

を見ていくことが大切です。

友人関係、勉強、先生、部活動、生活リズム、疲れなど、いくつものことが重なっている場合もあります。

家庭だけで答えを出そうとせず、担任や養護教諭、スクールカウンセラーなどと一緒に考えていきましょう。

心や体のサインが続いていないか見てみよう

朝になると頭やお腹が痛くなる。
夜眠れない。
食欲がない。
以前よりイライラする。
泣くことが増えた。
好きだったことにも興味を示さなくなった。

こうした変化が続いている場合は、子どもの心や体が「つらいよ」と伝えている可能性があります。

心身の不調が強い場合や長く続く場合には、医療機関など専門家への相談も検討してください。

また、「消えたい」「死にたい」などの言葉がある、自分を傷つけているなど緊急性を感じる場合には、一人にせず、速やかに医療機関など専門家につないでください。

「行きたくない」の先を一緒に考えよう

「学校に行きたくない」

その一言の中に、どんな気持ちが入っているのかは一人ひとり違います。

すぐに理由が分からなくてもいい。

すぐに解決できなくてもいい。

子どもは、

「つらい」と伝えていい。

そして大人は、

「どうしたら行かせられるか」だけではなく、「何がつらいんだろう」と考えてみる。

学校に行くことだけをゴールにするのではなく、

その子が安心して過ごせる方法を、一緒に探していくこと。

学校に行きたくない朝があった時、そんなところから始めてみませんか。

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